歴史を紐解く…血液型と腸の関係とは?
2019/01/11
FROM 河村悠矢
福山市のデスクより、、、
人には血液型があり、女性は特に血液型占いなどが好きです。
血液型によって、相性があったり、
性格が決まっていたり・・・
ただ体の内側を流れる血液によって、
ここまで変わってしまうのはなぜなのか?
そう不思議に思う方は、少なくないはず。
先日、読んでいた本を元に、
「面白いな〜」と思った内容をシェアしたいと思います。
血液型は腸内細菌からきていた?
血液型には主に、A型、B型、AB型、O型と
4つにわけられ、さらにRh+とRh-にわけられます。
それぞれの血液型を決めているのは、
A型の血液には、「A抗原」と呼ばれるものが存在し、
B型の血液を凝固させる「抗B抗体」が含まれています。
それと同様に、B型には「B抗原」と「抗A抗体」が含まれます。
AB型にはそれぞれの「A・B抗原」があり、抗体はありません。
そしてO型は、抗原がなく、
AB型とは逆に「抗A・B抗体」を持っています。
そして、どうやら、血液型は、
人に限ったものではなく、
動物や魚、植物に至っても血液型がある
と言われています。
(魚は全てA型、ネコは90%がA型)
正直、びっくり!ですよね。
細菌も血液型を持っている
このことを先に言ってしまうと、
勘の良い方はおわかりかもしれませんが、
腸内に存在する大腸菌にもA・B・O型があるのです。
つまり、その腸内細菌が体内に入ることで、
遺伝子移入が起こり、
人の血液型も決まったのではないか?
と言われているのです。
確かに、腸は免疫と関係し、
アトピーなどのアレルギーにも深く関係します。
そう考えると、この説は、納得せざるを得ません。
人類の誕生:ホモ・サピエンス
15万年前に人類が誕生した頃、
彼らホモ・サピエンスは「狩猟民族」で、
その全てがO型だったそうです。
そこから徐々に文明が発達し、
農耕民族が生まれ、食生活が変化しました。
農耕民族は、
穀類や農作物などの消化するように適応する中で、
A型物質をもった細菌を口にし、
そこからA型の血液型が誕生したのです。
その一方でB型は、
家畜の肉や、乳製品を主な食料としている、
遊牧民から生まれました。
遊牧民は、乳製品を分解するための細菌を必要としたため、
A型とは違ったB型の腸内細菌が体内に入り込んだことによって、
誕生したのです。
ハイブリッドの「AB型」
AB型は「天才型」と言われ、
一番少ないとも言われていますが、
それは誕生を考えると納得できます。A・B型がそれぞれの歴史から誕生した後、騎馬民族が西へ勢力を拡大する中でA型・B型がそれぞれ混合し、誕生したからです。日本には、A型が多いため、
世界的にみてもA型が多いのでは?と考えがちですが、
実は、一番多いのは、O型であり、
次にA型、B型、AB型
というような割合だと言われています。
やはり、歴史上の誕生した順に多く、
日本は農耕民族が多かったことも
A型が多い理由として納得できますね。いかがだったでしょうか?
まとめると
・生物には皆、血液型がある
・人類は元々全員がO型
・日本人は農耕民族が主だったのでA型が多い
・世界を見るとO型の方が多い
今回は長くなってしまうので、
次回は今回のことを元に、
「血液型別の正しい食事」をご紹介したいと思います。
本日も最後までご覧頂き、
ありがとうございました。
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河村 悠矢