子宮内膜症の原因を知ることが、治癒するための1番の近道

   

244506FROM 河村悠矢

今回も前回に引き続き、
子宮内膜症について書いていきたいと思います。
過去2回分のリンクは以下をご覧下さい。

No.1 生活の乱れが原因?年々増える子宮内膜症について

No.2 手遅れになる前に・・・子宮内膜症の予後について

さて、今回からは、
子宮内膜症を防ぐ方法と治癒するための方法を
お伝えしたいと思います。
どのようにすればいいのか、
必要なこと・考え方をお伝えしたいと思います。
しかし、その前に
知っていなければならないことがあります。

それは、なぜ子宮内膜症になるのか?
という原因についてです。
そもそも、原因がわからなければ、
対処療法でしかありません。
あくまで治癒するというのは、
『根本から治すこと』だと私は思っています。

なぜ子宮内膜症になるのか?

予防にも治療にも言えることなのですが、
方法を考えるよりも、まずは原因を知ることが、
一番重要なポイントです。

子宮内膜症の大きな原因のひとつに、
エストロゲンという
ホルモンの関係性があると言えます。
エストロゲンとは、女性ホルモンの一種であり、
女性にとってなくてはならないものです。
前回の内容でも触れましたが、
月経により、子宮内膜が剥がれるのは、
エストロゲンの役割です。
なので、エストロゲンが子宮以外の部位に
作用してしまうことによって
子宮内膜症になる恐れがある
というわけです。

子宮内膜症の一般的な対処療法

多くの治療法は、
エストロゲンが原因だという理由から、
エストロゲンの分泌を妨げるような働きをもつ薬や、
エストロゲンが分泌される卵巣自体の機能を
低下させるような薬が使用されます。
しかしながら、
このようなホルモンバランスの整え方は、
果たして身体にとって
最適と言える方法なのでしょうか。

本質的な原因はエストロゲンではない

子宮内膜症の原因は、
エストロゲンにあります。
エストロゲンの過剰な働きが、
子宮以外の部位に作用するからです。
ただ、重要なことを忘れてはいけません。
それは、
『エストロゲン自体が悪いわけではない』
ということです。

エストロゲンが原因に関係しているのは確かです。
しかし、関係しているのは、原因であるとは言えません。
エストロゲン自体が、本質的な原因ではないのです。
ここでいう、本質的な原因とは、
ホルモンバランスが崩れる原因のことを指します。

ホルモンバランスがなぜ崩れてしまうのか?
これこそ、本質的な原因となります。
ホルモンバランスが崩れるには、必ず理由があります。
つまり、この原因を解決することこそ、
子宮内膜症を防ぎ、治癒させる方法だと言えるでしょう。

今回は長くなりましたので、
次回から具体的な方法をお伝えしたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました(^^)


まとめ

エストロゲンが関係するが、原因ではない。

むしろ必要なホルモンである。

ホルモンバランスに異常をきたすことが原因。

ホルモンバランスがなぜ崩れるのかが本質的な原因。

どのような対処療法も危険を伴う。

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