成人女性の4人に1人・・・子宮筋腫の原因とは?

      2016/12/18

291399FROM 河村悠矢

今日からは、多くの女性が悩む
婦人科疾患を中心にお伝えしたいと思います。
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謎の下腹部痛…もしかして子宮筋腫?

成人女性の4人に1人がなる、
決して少なくない子宮筋腫・・・
原因は一般的に不明と言われていますが、
半分正解・半分間違いです。
なぜならば、症状は必要だから出るからです。
過去に何度も言っているので、
ブログを読んでいただいている方は
馴染みのあるキーワードでしょう。

なぜ子宮筋腫ができてしまうのか?

まず言えることは、
子宮に対して、
何らかの負担がかかっているということです。
例えば、ホルモンや血液、自律神経などです。
ではその様々な原因について、
ひとつずつ考えていきたいと思います。

ホルモンが原因の場合は・・・

更年期を迎えるタイミングでの
ホルモンバランスの乱れが関係しています。
過剰な女性ホルモンが、
筋腫が大きくすることにもつながるケースもある
(生理前は大きくなり、生理後に縮小したりする)
ので、間違いなく関係しているでしょう。

血流が原因の場合・・・

質の悪い血液が流れてきた場合、
必要のない毒素などは
なんらかの形で排泄しようとします。
体には排泄器官が整っていますが
そこでの排泄が間に合わない場合は、
皮膚や口内、粘膜といった場所から
無理にでも出そうという反応をします。
これが子宮で起これば、
子宮筋腫になる可能性が高いと言えます。

自律神経が原因の場合・・・

血流と似ていますが、
ストレスが多いと交感神経が働きます。
交感神経が働くと血管は縮まり、
毛細血管への血流が悪くなります。
結果として酸素や栄養が届かなくなり、
上皮細胞が特殊化したものが筋腫といえるでしょう。

原因は似ても同じではない

ここで挙げたものはあくまで
考えられる代表的な例でしかありませんので、
すべての人に当てはまるわけではありません。
また、子宮筋腫になっても、
症状が出ない(生活に支障がない)場合は
治療しなくても大丈夫だろうと
判断しがちになります。
もちろん、現時点での筋腫自体は
問題がないと言えるかもしれませんが、
なぜ症状が必要なのか?を考えれば
その背景には必ず問題があると言っても
過言ではありません。

体は巧妙ですから、無理も効きます。
ただ、長くは続かないということと
気づいた時に改めることが大切だということを
あなたに忠告しておきたいと思います。


まとめ

 

子宮筋腫は多い疾患である。

一般的には原因不明とされているが

症状は必要だから出るので、必ず原因はある。

痛みなどを伴わない場合は、
筋腫自体が問題とも言い切れない。

それよりも、その背景を改善することが必要。

 

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