40・50代の女性に多い「更年期障害」とは?
FROM 河村悠矢
今日からは疾患別の記事を多く更新していきます。
関係ないものは読まなくても結構です。
しかし、興味を持たれた場合は、
遠慮なくお問い合わせから
お気軽にご連絡くださいね。
さて、今回の内容は、
更年期障害
menopause postmenopausal syndrome
所謂、PMSについてお話ししたいと思います。
そもそも更年期とは?
更年期というのは閉経前後の5年間の期間を指し、
閉経とは12ヶ月以上月経が来ないこと
と定義されています。(日本産婦人科学会より)
なので、
一般に更年期とよばれる年齢は
40代から50代にかけての期間になります。
しかし、早い人だと40代前半から
閉経が訪れてしまうので、
30代後半でも更年期に入る方も中にはいらっしゃいます。
体の調整するホルモンとは?
ホルモンは血液の中を移動しつつ、
受容体に結合します。簡単に言うと、
ホルモン=手紙
受容体=受け手
だと考えてください。
手紙(ホルモン)を受け手(受容体)が読むことで
初めて体を調整する指示が通ります。
例えば、ご飯を食べた後に上がる
血糖値を下げるのは、インスリンというホルモンです。
他にも、アドレナリンというホルモンも
よく耳にする名前だと思います。
アドレナリンは、戦闘体勢とも言える、
興奮した体の状態にします。
このようにホルモンは、
生きていく上で必要な重要な役割を持っています。
ホルモンバランスの乱れとは?
ホルモンには、簡単に言うと、
体をちょうどいい状態に保つ働きをします。
ですから、正の作用もあれば、負の作用もあり、
どんな状況も正常と言える状態を
作り出すために、
足し算・引き算を繰り返しているのです。
先ほど例に出した血糖値もそうです。
下げる働きを持つホルモンもあれば、
上げる働きを持つホルモンもあります。
体温が一定に保たれているのも、
こういったことが体で行われているからです。
更年期障害=卵巣の機能低下
更年期の問題として
ひとつ大きなことは、
卵巣の機能低下が起こる事です。
大事な指示がかいてあるホルモンを
卵巣で作れなくなってしまうのです。
ですから、
心身に不調をきたしてしまうのです。
特に女性ホルモンのひとつである、
エストロゲンというホルモンの
分泌が急激に低下します。
それに伴い、心身ともに
様々な不調が起こりやすくなります。
原因は何か?
これについて書くだけでも
かなりの量になってしまいますので、
詳しくは明日以降にお伝えしたいと思います。
お伝えしたいと思います。
まとめ
40〜50代を基本、更年期という。
更年期は閉経と大きく関係する。
閉経するとホルモンバランスが変わる。
ホルモンは身体を調整する大切なものである。