若い頃から予防が大切!高齢者に多い骨粗鬆症の原因とは?

   

1fb67f4b34af9909d69ecdd086b72be1_sFROM 河村悠矢

現代病のひとつと言われる、骨粗鬆症。
誰しも一度は耳にしたことのある病名だと思います。
骨粗鬆症は、老化とともに発症する可能性は高くなり、
人口の約10%弱の方が発症していると言われています。
今回は、その骨粗鬆症の原因について、お伝えしたいと思います。

骨粗鬆症とは何か

骨粗鬆症とは、骨密度が低下することによって、
骨が脆くなる病態を言います。
例えば、高齢者の方であれば、
運動能力の低下が原因となり、
転倒する可能性が高くなりますが、
骨粗鬆症であれば、その転倒によって、
骨折をしてしまうリスクが高くなってしまうのです。
また、最近CMでも聞く言葉ですが、
【いつの間にか骨折】になる可能性もあります。

骨折から寝たきりへ

骨密度が低いことが原因で、
転倒の際に下肢の骨を折ってしまい、
自力の歩行ができず、結果、寝たきりの生活や
介護が必要な生活になってしまうのが、
高齢者の方に多いパターンです。
こうなってしまうのは、運動能力の低下もありますが、
骨密度をできる限り維持することが重要になります。

食事の変化が原因のひとつ

昔と比べて、骨粗鬆症の方が増えた要因の
ひとつとして考えられるのが、食事内容の変化です。
昔は、ファストフードはなく、すべてが
自然に作られたものばかりでした。
手間はかかる分、栄養価は高く、
毒素となりうる食品添加物も少なかったことでしょう。

土壌の環境の変化

昔の野菜と、現代の野菜を比べると、
栄養価は倍以上も違うと言われています。
それは土壌の状態が関係しています。
昔の野菜の中には、多くのミネラルが含まれており、
その中には、もちろんカルシウムも含まれていました。
つまり、野菜=自然のサプリメントとも言えるほどだったのです。
しかし、現代の土壌は、農薬や人口肥料によって汚染され、
昔ほどの栄養価の高い野菜が育たなくなってしまいました。

排泄するためにはミネラルが必要

食生活のうち、特に気をつけるべきものをあげるとすれば、
間違いなく、トランス脂肪酸を1番にあげることでしょう。
それは、トランス脂肪酸自体が体内に蓄積しやすく、
ほとんどプラスチックに等しい構造をしていることもありますが、
このトランス脂肪酸を排泄する際に、大量のミネラルが必要となるからです。
ミネラルを多く消費することによって、
体内のミネラルは不足し、結果、骨粗鬆症にもなり得ます。
その他の代表的な病態として、筋痙攣や結石にも関係します。
以上のように、ミネラルが不足することによって、
体には様々な不具合が起きてしまうのです。
次回は、現代における骨粗鬆症になり得る原因を、
さらにお伝えしたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました(^^)

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