アトピー性皮膚炎で気をつけることは?③
2016/12/18
FROM 河村悠矢
前回のアトピー性皮膚炎の原因とは?②の続きになります。
アトピー性皮膚炎に関する記事を連載しておりますが、
今回は、アトピー性皮膚炎で気をつけることに関しての記事を書きます。
生活で気をつけることを中心に具体的な方法をご紹介し、
あなたのアトピー改善のお役にたてたらと思います。
さて、前回でもお伝えしたように、
アトピー肌になってしまう原因は内臓の機能だと説明しました。
内臓の機能が起こることによって、体内で老廃物が行き場を失い、
結果、肌から出ようとするのがアトピーです、とお伝えしました。
しかしながら、アトピー肌ではなかったけれど、
肌のかゆみから、掻くことが増え、その結果、アトピー肌になる場合もあります。
一見すると、原因は別のように思えますが、実は一緒です。
強烈なかゆみというのは、一種のアレルギー現象です。
アレルギーは様々ではありますが、簡単に言えば“免疫の暴走”です。
本来、免疫というのは、身体を守るためのものですが、
アレルギーの場合は、免疫が守るべき対象がわからなくなり、
ありとあらゆるものを攻撃し始めてしまう、
これが“免疫の暴走”、つまり、アレルギーです。
ではなぜ、免疫が暴走し始めるのでしょうか?
これも前回のお話と同じく、内臓が影響しています。
内臓と言っても、免疫に特に影響する臓器があり、
その臓器が今話題?の、「腸」なのです。
腸には、免疫が体内で一番多く存在し、多くが作られます。
また、腸内環境と、作られる免疫には共通点があり、
腸内環境が悪い状態であると、作られる免疫は
アレルギーを起こしてしまう可能性があるものが作られます。
逆に言えば、腸内環境が良いと、免疫をより優秀なものが作られ、
これらの免疫はアレルギーを引き起こしにくいのです。
とはいえ、腸内環境を整えるためには、どうしたらいいの?
と思われることでしょうが、これは栄養管理を行うと共に、
内臓の機能低下が著しい場合は、施術を行い、
調整するのが、一番望ましい方法となります。
もちろん栄養管理を行うだけでも、大変効果的ではありますので、
保湿や掻くことに気をつけて頂ければ、時間はかかるものの、
良い状態には変化してきますので、
是非とも、「自分で治すんだ」と意識して頂いて、
取り組んで頂きたいと思います。
腸内環境を整える方法は、
メディアでも多く取り上げられるようになってきましたので、
検索して頂くことで、様々な方法を知ることができます。
私も、施術と共に、栄養管理を指導させて頂きますが、
それでもなかなか改善できない場合は、
サプリメントをおすすめしております。
「食事だけ」で改善しない場合は「サプリメント」を、
それでも改善しない場合は「施術」+「サプリメント」で
腸内環境を整えるができ、結果、アトピーの症状も改善できると思います。
お悩みの方は、すぐにご相談くださいませ。
無料でお答えさせていただきます。
次回は、私が栄養管理の指導させて頂いている内容の一部を
ご紹介させて頂きたいと思います。
まとめ
アトピーは、アレルギーの一種。
アレルギーは“免疫の暴走”。
免疫は主に、「腸」で作られる。
なので腸内環境を整えるが大切である。
腸内環境を整えるには、栄養管理が必要である。