あなたも腸に、穴が空いているかも・・・

   

内臓イラスト

FROM 河村悠矢

今回は、腸の問題として、現代多くの方が

なっているであろうとされる、“リーキーガット症候群”という、

病気についての、記事をお書きします。

やや難しい内容にはなりますが、

できるだけ分かりやすい記事にしたいと思いますので、

ゆっくりと読み進めて頂きたいと思います。


まず、あなたは、

腸管浸漏性症候群(リーキーガット症候群)

という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

多くの方は、初めて聞く名前だと思います。

 

人間は本来、食べたものを腸で吸収します。

 

吸収された栄養素は血液として全身に送られます。

 

人間は、食べた物から作られていると再三言っておりますので、

栄養を吸収することの重要性も、

わかっていただけることと思います。

問題のリーキーガット症候群の病態は、

腸の壁(腸管壁)に大きな穴が開いてしまうことです。

腸に大きな穴が開く・・・怖そうですよね。

ですが、よく言われる潰瘍とは違います。

なので、痛みなどはありません。

目に見えるレベルではなく、小さな世界で見た“大きな穴”です。

では、具体的にどのようなことが起こると思いますか?

 

まず言えることは、栄養素の分子を

大きなまま吸収してしまう恐れがあります。

本来、栄養は、小さな分子として取り込むため、

体内の免疫は、反応を示しません。

免疫にとって、小さな分子は「顔見知り」であるため、

体内への素通りを許してくれるわけです。

ましてや、「体を元気にしてくれるいいやつだ。」

と知っているわけです。

 

しかし、大きな分子で吸収されると、

いつもの状態でないことに免疫は過剰反応し、

攻撃を始めてしまいます。

大きな分子は免疫にとっては

「初めて見る顔」ですから、

体内への侵入を全力で阻止しようとするのです。

この反応がひどければ、

食物アレルギーと呼ばれる症状が出たりします。

 

大きな穴が空いた腸管壁はさらに、大きな分子だけではなく、

バクテリアなども通してしまいます。

これも免疫からすれば「初めて見る顔」ですから

同じような現象が起こります。

免疫は、第一印象で相手を判断します。

大きな分子やバクテリアなどは、挨拶なしで

どんどん侵入してくるため、

仮にリーキーガット症候群が改善されたとしても、

一生、「あいつは悪いやつだ。」と認識しているため、

食物アレルギーは改善しないのです。

 

また、大きな穴が空いた腸管壁は、

本来、時間をゆっくりとかけて吸収する、

ビタミンや、ミネラルといったものが吸収できないため、

欠乏した状態になってしまいます。

生命維持をする上で、重要な栄養素が欠乏することは

体にとって、大変恐ろしいことです。


まとめ

リーキーガット症候群は、現代人に非常に多い。

食物アレルギーの原因のひとつ。

ビタミン、ミネラルの欠乏を招く。

生命維持に影響する恐れもある。

 

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