アトピー性皮膚炎って?①

      2016/12/18

atopy

FROM 河村悠矢

今回からは数回に分けて、

現代多くの方が悩まされるアトピー性皮膚炎に関することを記事に致します。

この記事をご覧頂くことにより、あなたの自身の症状が、

また、アトピー性皮膚炎で悩まれている周りの方々の症状が、

少しでも改善できる方向へ導けたらなと思います。

 

まずは、基本的なアトピー性皮膚炎に関しての

病態の説明から書いていこうと思います。

 


アトピー性皮膚炎を改善するためには、

何が原因で治りにくいのかを知ることが大切になります。

まず、人間には素晴らしい“自己治癒力”がありますので、

基本的には治る力は持っています。

ではなぜ治りにくいのかと言いますと、

皮膚の生まれ変わるサイクルが乱れているから

が原因のひとつに挙げられます。

 

“ターンオーバー”という言葉をご存知でしょうか?

ターンオーバーとは、生まれ変わりのサイクルのことを言います。

皮膚は3層構造になっており、あなたが触っている皮膚は、

一番外側の“表皮”という部分を指します。

表皮もまた、4層に分けられているのですが、

その一番外側が“角質”という部分になります。

つまり、皮膚の一番外側(普段触れている部分)は

表皮の角質という部分であるということが言えます。

そして、ターンオーバーは、この角質が垢(あか)となって

剥がれ落ちる約14日と、新たな角質が出来上がるまでの約14日の

計28日周期と一般的には言われています。


 

アトピー性皮膚炎の方の特徴は、強烈なかゆみです。

そのかゆみの原因は様々な例があり、人によって異なるため、

そのすべての原因をなくすことは不可能に近いです。

かゆみは一種のアレルギー反応(免疫が暴れてしまうこと)により起こります。

何かの原因から、かゆみが発生することで、

“掻く”という動作を頻繁にします。

表皮イラスト

普段の生活の中で、掻いてしまうことによって、皮脂膜(水分、脂)が壊され、

角質が剥がれ落ちます。

皮脂膜は細菌から皮膚を守るバリア機能を持っていますが

掻くことにより、このバリア機能が低下し、

乾燥した、カサカサな状態になります。

バリア機能の低下した肌は、菌の絶好の住処となり、

多くの細菌たちが付着することによって、さらなるかゆみが襲い、

結果として、また掻いてしまうことになるわけです。

アトピーの方のかゆみの地獄は、想像を絶するものであり、

いくら我慢をしても、寝ている間に無意識でも掻いてしまうのです。

 

これがアトピー性皮膚炎の病態です。

次回以降は、改善方法や、気をつけるべきことを

具体的に記事にしていきますので、

是非ともお読み頂けたらなと思います。


まとめ

アトピーの病態の特徴のひとつのかゆみ。

そのかゆみによって掻くことが頻繁になる。

掻くことでバリア機能の低下、角質が剥がれ落ちる。

結果、細菌が増殖することで更なるかゆみの発生。

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