免疫とは何か?①〜私たちは細胞から作られる〜

   

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FROM 河村悠矢

今回からは、免疫をテーマとして、

「人間は、どのようにして病気になるのか?」

を記事にしていきたいと思います。

初回の今日は、細胞にフォーカスし、

免疫について考えてみたいと思います。

まずは、この数字をみてください・・・。

60,000,000,000,000

莫大な数字を並べていますが、

実はこれが、私たち人間を作っている、

“細胞の数”です。

ちなみに簡単に書くと60兆です。

多くの細胞が身体を作っており、

これを多細胞生物と言います。

しかし、進化の過程でいうと、

もともとは、単細胞生物でした。

アメーバをご存知でしょうか?

アメーバは単細胞生物であり、1つの細胞しか持っていません。

しかし、人間の細胞は、60兆個もの細胞を持っている・・・

この差はとてつもないものです。

人間だけではありません。

昔はどんな多細胞生物も、単細胞生物でした。

進化の過程の中で、多細胞生物へと変化していったのです。

この変化は、進化とも言えるでしょう。

しかし、失われた働きもあるのです。

それが、細胞1つ1つが、外敵から身を守る働きです。

単細胞生物時代は、

外敵から身を守る術を知っていました。

しかし、多細胞生物になったことにより、

周りに多くの仲間が存在する環境になってしまったために、

自分を守れなくなってしまったのです。

このままの状態では、外敵から身を守れなくなり、

ひとつひとつの細胞は、侵されてしまいます。

しかし、この危機的状況も、

生物は進化することで乗り越えることができました。

それは、単細胞生物時代の状態を思い出し、

その状態のものを全身に送るということを行ったのです。

つまり、アメーバのような“自分を守る仕組み”を持った、

単細胞生物の状態のまま、血液の中を循環させたのです。

実は、これが白血球の正体です。

白血球というのは、体を守る仕組みである、

いわゆる“免疫”のことを指します。

 そして、この免疫を担う白血球は、

顆粒球やリンパ球、マクロファージという、

集団によって、構成されています。

顆粒球は、ウイルスや、細菌などが体内に入ってきた際に

直接食べて殺す貪食作用によって、体を守ります。

リンパ球は、抗体という武器を持っているので、

この武器で攻撃し、体を守ります。

多細胞生物の私たちはこういった働きにより、

全身の細胞の身を守ることが可能になったのです。

いかがでしょうか。

私たちは常に進化と成長を繰り返し、

その過程は“奇跡”とも言えますよね。

その奇跡とも言える機能を持つ私たちが

なぜ病気になるのか・・・?

それはまた次回以降に続きます。


まとめ

人間は60兆の細胞からなる多細胞生物である。

単細胞生物は自らを守る仕組みがある。

多細胞生物の細胞ひとつひとつは自らを守れない。

多細胞生物は、単細胞生物を血液に送ることにした。

血液中の単細胞こそ、白血球の正体である。

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