免疫とは何か?⑤〜リンパ球と疾患の関係〜

      2016/05/14

hiesyou

FROM 河村悠矢

今回も免疫シリーズの続きになります。

過去3回分の記事は以下のリンクからご覧頂けます。

まだの方は是非ともご覧ください。

免疫とは何か?①〜私たちは細胞から作られる〜

免疫とは何か?②〜楽するもストレス?!〜

免疫とは何か?③〜自律神経と白血球の関係〜

免疫とは何か?④〜顆粒球と疾患の関係〜


今回も簡単な復習から入っていきましょう。

前回は、顆粒球と疾患の関係性をお話ししました。

顆粒球は、交感神経に関係して作られ、

過剰になることにより、

様々な箇所で炎症反応が起きるという内容でした。

交感神経優位は、その他にも、

生活習慣病を誘発してしまう原因になりますので

日本人は特に注意しなければなりません。

そして今回は、副交感神経優位になることで

起こりやすい疾患をお伝えしたいと思います。

以前にもお伝えしましたが、

副交感神経優位の際になぜ

リンパ球が多く作られるかというと、

リンパ球の細胞膜上に、

アセチルコリンという

ホルモン(副交感神経が働く際に分泌)

が多くなることが原因になります。

それによって、顆粒球ではなく、

リンパ球が多く作られるのです。

では、リンパ球が過剰になることが

どのような症状・疾患につながるのか、

例を挙げていきたいと思います。

発生する過程は、顆粒球の場合と同じです。

リンパ球が必要以上に作られると

行き場を失い、全身の末端まで彷徨(さまよ)います。

そして、必要以上に武器(抗体)を作ります。

これが厄介な原因になります。

抗体が多く作られることにより、

少しの外敵にも敏感に反応するようになるのです。

これが所謂、

アレルギー反応

と呼ばれる状態です。

疾患例を出すと

アトピー性皮膚炎や、アレルギー性鼻炎

気管支喘息などです。


また、副交感神経が優位なほど、

常に脈が少ない血圧が低い血糖が低い

という状態になります。

イメージでいうと、無気力な感じです。

つまり、精神的にも落ち込んだ状態になりやすく、

このような状態が続けば、

うつ状態を引き起こすこともありえます。

交感神経が優位の場合は、血管がパンパンで

末梢の血流が悪い状態(虚血)になりますが、

副交感神経が優位な場合は、

血管がゆるい状態で、

滞りやすい状態(うっ血)になるのです。

どちらとも言えることは、

低体温を引き起こすということです。

副交感神経が働かない人の多くは、

運動不足で、代謝が悪い方が多いため、

発汗能力も低く、毒素が溜まりやすい体が多いでしょう。

その結果、行き場を失った毒素が肌から出てくる状態こそ、

アトピー性皮膚炎の病態であると言えます。

もともと、肌が悪いわけではなく、

毒素が出て行く場所が、たまたま皮膚だっただけにも関わらず、

そこに強力なステロイド薬を使用してしまうと

余計に毒素が溜まりやすくなることは

容易に伺えることでしょう。

アトピー性皮膚炎の話に少し逸れましたが、

副交感神経優位になると、

そのような病態を生むのか、

ご理解いただけたことと思います。

是非とも、参考にして頂きたいと思います。


次回は、

環境による白血球の変化について、

お伝えしたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、

ありがとうございました(^^)


まとめ

リンパ球が多くなることで、アレルギー反応が起こりやすくなる。

例えば、アトピーや、喘息、花粉症などである。

これらの特徴は“抗体の異常”である。

さらに副交感神経優位は、精神疾患のリスクとなる。

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