痛みと原因の違いとは?筋肉から診る・・・

      2016/07/07

みかん

FROM 河村悠矢

今回は、やや専門的なお話になります。
ですから、例え話を用いて、
できる限り簡単に、お伝えさせていただきます。

なぜ痛みの部位と原因の部位は違うのか?!

何かの問題が起こった結果、痛みが発生します。
痛みは神経を介して、脳が感じているのですが、
多くの場合、問題が起きている部位と痛みがある部位は
同じではありません。

例えば、切ったり・腫れたりしてる場合は別ですが、
腰が痛いから、腰が悪いのではなく、
何かが原因となって、腰が痛みを出しているだけなのです。
ですから、腰が痛いから、腰を揉んで・・・
というようなことを行ったところで、
これでは根本から改善できません。

痛みの原因は『筋膜』

一般的に痛みを感じると
人はその部位を揉んだり、さすったり、
場合によってはマッサージに通ってみたり、
湿布を貼ってみたり・・・
様々なことを『痛みのある部分に』施します。
しかし、多くの場合は、
その筋肉自体が痛みに影響しているのではなく、
その周りを包んでいる、『筋膜』が影響しているからなのです。

筋膜は全身を覆うタイツ・・・?

筋膜というのは、筋肉の周りを包み込む膜です。
そしてこの膜は、全身につながっています。
簡単に言えば、“全身タイツ”を着ているのです。

この全身タイツである筋膜の一部分に
例えばシワができるとしましょう・・・
そうすれば、その分、どこかが引き伸ばされます。
この引き伸ばされた場所が『痛み』だとすればどうでしょう。
引き伸ばされ痛みを感じる部分に触れる事がなくとも、
シワさえ伸ばせば、この引き伸ばされる力が弱まり、
次第に改善していくと容易にイメージできると思います。

多くの治療家は知らない?!

実は、この事実に気づくことなく、
引き伸ばされた部位(痛みのある部位)ばかり、
揉んだり、さすったり、湿布を貼るように
助言している治療家さんはたくさんいます。
引き伸ばされた部分をより引き伸ばすような
マッサージを受けることによって、
痛みは増強してしまう事さえ考えられます。
確かに良くなるケースも中にはありますが、
その場合はほとんどありません・・・
ですから、原因を特定し、
その原因にアプローチすることが大切なのです。

筋肉は臆病者

このような状況が続くことで、
筋肉はドンドン怯えてしまいます。
優しく扱わなければ、すぐに萎縮してしまうのです。
さらに硬くなってしまった筋肉をどうにかしようと、
電気を当てて・・・温かくして・・・など行いますが、
そもそも、そこが原因ではないわけですから、
その場で楽になったとしても、
その効果はすぐ元に戻ってしまうのです。

内臓も筋肉で出来ている

この事実はあまり知られていませんが、
胃や、腸、心臓などは筋肉で出来ています。
だとすると、もうお分かりのこととは思いますが、
痛みに対して影響を及ぼすのは、
このような筋肉で出来た内臓も痛みと影響するということです。

ですから、腕や足、腰といった部分ももちろん、
内臓の筋膜も調整する必要があると言えるでしょう。
事実、内臓の筋膜が
肩こりや腰痛などの一般的な痛みに
影響することは、非常に多いのです。

みかんと筋肉は同じ

上記の説明をご覧いただいた上で、
こちらのお写真をご覧ください。

この意味がわかりますでしょうか?
みかんの外の皮は、人間でいうと皮膚であり、
みかんの薄皮は、人間でいうと筋膜です。
そして、みかんの果肉が、人間でいうと筋肉です。
このようにイメージするとわかりやすいかなと思います。

『痛みとその原因は違う』
今日はこの事をよく覚えておいてください。

本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました(^^)

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